めっき塗装工程での水質管理

電気伝導率計：7722-A100N／7732-A152
電気伝導率指示計：7773シリーズ
アンプ一体型センサー：7786-A152

課題や導入の背景

• めっき塗装前の洗浄工程などで洗浄が不十分な場合、光沢が出ない・めっきが剥がれやすくなるなどの不具合が発生していました。
• 洗浄槽の水は、一定時間で交換するような管理は行っていましたが、水質測定は行っていませんでしたので、不具合発生の原因を特定するために、洗浄槽の水質確認を行う事を検討していました。
• また、自動車部品などでは品質マネジメントの規格取得に向けて、洗浄前の水と洗浄後の水を比較し洗浄がしっかりなされているか管理することを検討していました。

採用のポイント・主な採用機種

• めっき塗装用洗浄装置で使用している洗浄水の水質管理用機器として、電気伝導率計：7722-A100N／7732-A152／7773-A201や、アンプ一体型センサー：7786-A152などが多数採用されています。
• 洗浄槽の水質を測定し、一定の水質になるまで洗浄を行う事で洗浄不足が解消され、めっき剥がれなどの不具合品が減りました。
• また、品質マネジメントの規格取得に必要な水質管理などができるようになり、規格を取得することで顧客からの信頼性の向上にも貢献できています。